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あいち国際女性映画祭でOB2作品がグランプリ&準グランプリ!!

9/1(火)~ 9/6(日)に愛知県名古屋市ほかで開催された、20回を迎えた日本で唯一の国際女性映画祭「あいち国際女性映画祭2015」のコンペティション部門で、クリエイターコースOB2人の女性監督作品がそれぞれグランプリと準グランプリの栄冠に輝きました!

“新進女性監督の登竜門”を目ざして今年から創設された長編フィルム部門では、OB谷口未央監督の長編デビュー作「彦とベガ」がグランプリ(金のコノハズク賞)を受賞しました。
そして、短編フィルム部門では、NCW制作部でつくられたOB吉田真由香監督の短編「FRESH MINT」が準グランプリ(銀のカキツバタ賞)と観客賞を受賞しました。

★ 谷口未央監督(「彦とベガ」)のコメント
「今回のグランプリ受賞は、私が「これが映画だ!」と信じる手法が肯定されたようでとても嬉しかったです。また老夫婦が主人公で認知症がテーマという題材でありながら、そのキラメキにこだわった点を評価していただけたことも幸運でした。あいち国際女性映画祭の選考員の皆さまを始め、スタッフ、キャスト、伊参スタジオ映画祭実行委員会、関わってくれた全ての方にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。」

★ 吉田真由香監督(「FRESH MINT」)のコメント
「これまで短い作品を含めると5本映画を撮りましたが、コンペに出してもなかなか評価してもらえなかったので、今回、賞をいただけて、とても嬉しいです。しかも観客賞までいただいて、観てくれた人が少しでも心を動かしてくれるような作品を目指して作っている身としては、本当に作って良かったなぁという思いです。脚本の段階から色んな意見を言ってくれたり、撮影の準備、撮影、役者さん、編集後に意見をくれた人 、音楽を作ってくれた妹、音楽提供してくれた友達、先輩、などなどこの作品に関わってくれたみんなに感謝しています。」

また、審査員でもある同映画祭ディレクターの木全純治さんからは2作品の講評をいただきました。
「「彦とベガ」は審査員の多数が賛同し決まりました。若い監督がベテラン俳優をうまく起用していること、認知症という暗くなりがちなテーマながら、認知症になった主人公のきらめきを表現したストーリーで意外性があることが高く評価されました。」
「「FRESH MINT」は審査員から多くの票を獲得しました。子役の演技の上手さもありますが、テーマ性、ストーリー展開、技術力の平均が取れています。」

2人の女性監督の今後の活躍にますます期待がかかります。

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▲授賞式風景(前列右端が谷口未央監督、前列右から3番目が吉田真由香監督)

2015.09.14

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