
目標に向かって相談し合える仲間がいることは何にも変え難いこと
- プロフィール
つくる映画クリエイターコース
映画監督として活躍中、または今後の活躍が期待される[つくる]コースOB/OGから届いた、これから映画監督になりたい人、映画をつくりたい人たちに向けての熱いメッセージです。
私は俳優として活動している中で自分でも作品を作ってみたいと思い、2019年に何の知識もなく、長編映画を撮影しました。コロナもあり、自分で編集も行い約2年かけて完成。きちんと勉強してから作ればよかったとの後悔があり、俳優の活動も続けながら、週1のNCWに入りました。
NCWに入って特によかったと思えたことは、やはり自分と同じように映画に関わりたいと思っている人に大勢出会えたことです。右往左往しながらも目標に向かって相談し合える仲間がいることは何にも変え難いことだと思うのです。
映画クリエイターコース[ベーシック]の実習作品『ループ』は「澁谷インディペンデント・フィルム・フェスティバル」でも上映され、多くの方に鑑賞していただけました。
これからNCWに入りたいと思ってる方は、自分の書きたいもの、何を学びたいのかを考えておくと、NCWで充実した時間を過ごせると思うのでオススメです。
大学を卒業後、舞台を中心に俳優として活動。30歳を機に映像での活動を開始。2019年長編映画『黄ピンクに沈む青い空』で、初監督、脚本を務める。その後NCWを受講、実習で監督した『ループ』が映画祭で上映される。
学生時代に見よう見まねで自主制作映画を撮ってみたり、 新卒でテレビ番組のADを経験したりぼんやりと映像制作の現場には入っていたのですが、自分には向いていないと早々に映像業界から離れてしまいました。しかし、幼少期の頃からの夢であるホラー映画監督を諦められずNCWに入りました。 私はホラーという特異なジャンルに挑戦したいという気持ちがある中、常にそれを尊重し私が書いたシナリオに寄り添って導いて下さった講師の方々に感謝しています。 そして、NCWで出会った同じ映画監督を志す仲間と切磋琢磨した日々は、今まで孤独に映画を撮っていた私にとって何よりも楽しい一時でした。 正直、卒業した今具体的な展望はまだ見えていません。 ですが、NCWで得た経験や仲間の存在は映画を撮りたいという気持ちの活力になっています。 もし、映画作りに興味はあるけど自分なんて…と思っている方はどうか諦めず、映画への気持ちを持ち続けて欲しいです。
1995年生まれ。大阪出身。幼少期に見た「リング」がきっかけでホラー映画監督を志す。NCWの映画クリエイターコース[ベーシック]で監督した『なんでやねん!』が「MOVIES-HIGH23」をはじめいくつかの映画祭にて上映。その後、[アドバンス]の90秒実習で監督した『忘れもの』が「広島こわい映画祭」で入選。その後、映画クリエイターコース[アドバンス]でホラー映画のシナリオ『のこされたもの』が選出され、監督する。
漠然と「映画つくりたい」と思ったその日の夜、NCWに申し込みました。はじまりは、なんかカッコイイ!そんな気持ちでした。制作期間に入ると肌荒れの日々でしたが、 アドバンスでは構成や演出についてたくさんアドバイスを頂きました。ぶつかることもありましたが、真摯に作品に向き合ってくださる講師の方と、仲間たちに出会えました。 特にアドバンスは全員が監督できるわけではなく、シナリオが選ばれた人は同期の想いを背負う形にもなるので、絶対良いものをつくらなきゃというプレッシャーもあり、精神的にも成長することができました。 NCWでの学びと出会いは、映画・舞台問わず、創作において、今でも心の支えとなっています。 映画だからこそ活きる/舞台だからこそ活きるストーリーがきっとあると思うので、今後も模索しながら、より良い作品をつくり続けていきたいです。 1年間、あっという間でしたが、たのしかったです!
岩手県出身。アプレドゥ所属。ふむふむにて、主宰・劇作・演出をつとめるなど、映画制作活動のほか、舞台の活動も行っている。NCWでは、映画クリエイターコース[アドバンス]にて『剥がして、憧憬日』のシナリオが選ばれ監督、NCWの上映イベント「MOVIES-HIGH23」で上映される。
NCWに入る7~8年前から我流で映画を制作していました。『白獣』(2021)を製作して以降、映画へのモチベーションを失いかけていましたが、僕の中でどうしてもハッキリさせたかったことがありました。それは、これまで自分がやってきたこと、映画作りが正しかったのかどうか、でした。そんな悩みや葛藤を抱えてNCWに入りましたが、チームメンバーの撮影に参加したり、同期のみんなの作品を観ているうちに、気づけばそんな葛藤は消え、純粋に映画を作る楽しさを改めて感じていました。映画クリエイターコース[ベーシック]で制作した『キラークイーン/BEGINS』がきっかけで、僕は今も映画を作り続けることができています。 漠然とでも映画を作りたいという想いだけあれば、その先の可能性はNCWで見つけることができると思います。 皆さんの作品が観られる日を楽しみにしています。
北海道出身。Metalmaster Filmsというチームで活動中。地元の雪山で撮影した監督作『白獣』が2023年に劇場公開。『キラークイーン』シリーズ、『abend』『炒飯王』『THE SHIBUYA REDEMPTION』などの世界観を共有したSFシリーズ”Metalmaster Cinematic Universe”を手掛け、和製マーベルスタジオを目指している。2024年夏現在、キラークイーンシリーズ最新作『キラークイーン/Beyond School』の公開準備中。
NCWに入る前、映画を作ったとしてもこの先どうなるのだろう、私にもできるのだろうか、どうせ才能とかないしな、と漠然とした不安を抱えていました。
しかし、入ってみると入る前の悩みなど忘れてしまうくらい、たくさん悩むことがありました。脚本、撮影、演出…悩んでも決めきれないようなことばかりです。一人だとめげてしまいそうなこともありましたが、NCWには一緒になって悩み、考え抜いてくれる講師やチームのメンバーがいるので、とても心強く、悩むことも楽しかったです。
何より、映画制作を通して、この先も、この人たちと映画を撮りたいと思える仲間に出会えたことは私にとって一番の財産です。
NCWを1年間通い終えた今、広い海に放流されたような気持ちで、未来に対する不安が消えたわけではないです。しかし、この楽しさにまだまだ浸っていたいという思いの方が強く、この気持ちにかけて映画制作を続けていこうと思います。
大阪出身。恋人や家族に囚われない多様な関係性を描きたいという思いで監督を志す。
NCWの映画クリエイターコース[ベーシック]の実習で『渇いた寿司は殺す』を監督し、NCWの上映イベント「MOVIES-HIGH22」で上映。
クリエイターコース[アドバンス]でシナリオ『私の愛を疑うな』が選ばれ監督する。
大学卒業後、オフィスワークに就いていましたが、仕事に物足りなさも感じ、何か面白いことはないかと書店をうろうろしている時、オーディション雑誌を見つけました。思い切って、映画のオーディションを受け、運よくメインキャストの一人として映画に出演できました。映画の現場は楽しく、監督からもお声かけいただき、編集にも立ち会いました。
映画創りに後ろ髪を引かれながらも、結婚、出産を機に、再びオフィスワークに戻りましたが、子どもも成長した頃、もう一度映画の世界に、できれば自分の脚本を映画にしたいという気持ちが強くなり、脚本スクールを経て、NCWに入りました。
既に50歳を過ぎていたので、若い人たちに溶け込めるか心配もありましたが、入って見るとそんな心配はすっかり忘れていました。今もお互いの作品作りに協力し合える心強い仲間に出会えました。
いつからでも遅くありません。私よりも年上の大人たちが夢を持ち続けている世界です。
NCW修了後の監督第一作『雨宿り』が立川名画座通り映画祭で入選。同作は、立川シネマシティで行われたロケ展で約1か月展示上映された。
[ベーシック]で監督した『籠り空』が「MOVIES-HIGH21」で上映。
最新作『波待ち』は、Crown International Film Festival(UK)、Lightbox International Film Festival(フランス)、Delta International Film Festival(インド)で受賞、国際映画祭で次々と入選した。
2017年の春、NCWから僕の映画製作の日々は始まりました。当時の僕は、大学卒業後早々に社会からドロップアウトしてしまっていたからか、小・中・高・大学となんとなく通っていたそれまでと違い、多少のギラつきがあったと思います。
何か少しでも得るために、可能性を見つけ出すために、同期の仲間や講師陣、先輩OBにも自分の脚本を持ってぶつかっていったことを覚えています。
NCWは、脚本・演出・編集などどれかに特化して学ぶ場所ではないです。故に、ただなんとなく過ごしていると、なんとなく1年が過ぎていく場所です。
ただ逆に、ぶつかっていけばいく分だけ、吸収できる場所だと思います。だからこそ、たくさんの成功体験、失敗体験を積めます。
僕の場合は、失敗体験の方が多く、悔しい思い出が強く残っています。でもそれが、今の製作活動に繋がっているのは間違いありません。みなさんにとっても、NCWが良いスタート地点になって欲しいです。
92年生まれ。広島出身。AOI biotope所属。フリーランスとしてCMや企業映像のディレクターを勤めながら、映画制作活動を行っている。
映画監督としては、1作目である『愛うつつ』(2018)が2021年5月、ユーロスペースにて公開。 また、2作目である『きみは愛せ』が2022年1月に公開され、3作目の劇場公開も2023年に控えている。
20才大学生が、家から近いという理由でやってきた。そこに集いし数名は、年齢も肩書きも志も様々。メンタル弱々フリーター、最南端からやってきたテレビ業界人、バキバキの起業おじさん、背景不明すぎる起業おじさん②…。
なんか映画つくってみたいというマインドだけを共有して、半年間をともにした偶然。大学生だった私は、なんだかんだであれから映画業界へゆくこととなり、そして今も思うことは。
映画つくりとは人との時間で、自分の映画のはじまりは、ここで出逢った人。
親になった人、地元に帰った人、映画を作り続けている人、どこで何してるか分からない人。
みんな元気ですか。これからここへやってくる人へ。はじまりの出逢いを楽しんでください。
早稲田大学在学中に制作した『よごと』が第7回カ・フォスカリ短編映画祭に正式出品される。
卒業時に撮影した初長編『グッドバイ』(福田麻由子主演)は第15回大阪アジアン映画祭、第21回TAMA NEW WAVE にて上映、2021年にユーロスペースほか全国劇場公開。大分市ロケーションオフィス企画製作の最新作『青めぐる青』(井上想良、駒井蓮主演)がYouTubeで公開中。
「MOVIES-HIGH」(ムビハイ)は、映画クリエイターコースの実習作品やOBがつくった作品をー般にお披露目する映画祭で、NCW1年の総決算イベントです。
さらに詳しい内容が知りたい方は
ぜひ資料請求・説明会をご利用ください