OB/OGメッセージ

みせる映画ディストリビューターコース

映画業界で大活躍中のOB/OGからのメッセージ

現在、映画業界に就職し活躍を続けている[みせる]コースOB/OGから届いた、これから映画の仕事に就きたい人たちに向けての熱いメッセージです。

中島拓未(2023年修了)株式会社サーティースリー プロモーションプランナー

何から手をつけていいかわからなかった自分が、新卒で映画業界に就職できた

私は幼い頃から映画が大好きで、映画業界に就職することが長年の夢でした。しかし、学生時代どうしたら映画業界の仕事に就けるのか、何から手をつければ良いのか、わかっていませんでした。そんな中、ニューシネマワークショップ(NCW)に出会い、講義を受けるにつれて、映画業界にはどういった仕事があるのか、配給、宣伝をする上での企画の考え方などへの理解を深めることができました。NCWで学び、準備をしていたことで、無事、大学卒業後、新卒で映画業界に就職することができたと実感しています。映画業界に興味はあるがイメージがわかない、何から手をつけたらいいかわからない、そんな方にぴったりなのがこのNCWだと思います。ぜひ、映画業界への第一歩をNCW で踏み出してみてください!

株式会社サーティースリー(NCWのOB/OGが設立)

伊藤葵(2023年修了)大手シネコン 劇場マネージャー

NCWで出会った人たちの考えや感性に触れたことで、大きく世界が広がった

映画業界への就職を諦め切れなかった私がNCWの受講を決心したのは、当時30歳を目前にした夏のこと。東京から遠く離れた田舎で、映画業界とは無縁の仕事をこなす日々。年齢的にも転職に不利な状況は言わずもがな..... そんな中での挑戦でした。
今現在はというと、某シネコンの劇場マネージャーとして、お客様に映画鑑賞を心から楽しんでいただけるよう日々奮闘しています。同年代の方や、まだお若いのに人生に焦っている方がいらっしゃれば、「この人よりはまだ可能性広がってるかも.....」と安心していただければと思います(笑)
NCWでは、業界で活躍する方々のお話や、映画好きのあらゆる年代の仲間たちとの交流が何よりも財産になります。この出会いの数だけ、自分以外の考えや感性に触れたことで、私は大きく世界が広がりました。講義を通じて、「やっぱりこれがやりたい!」「自分は○○が得意だったのか...!」だったり「○○に挑戦しようと考えていたけど実は向いてないかも」など、自分の中で少しずつ答えが見えてくるはずです。
NCWという場所が、決意を固めたい方や将来に迷いがある方にとって、目標を定め実現するための「はじめの一歩」になれば嬉しいです。

米本桂子(2022年修了)松竹ナビ株式会社(松竹株式会社出向) 映画宣伝部

業界のリアルが分かるからこそ、働く決心がついた

「いつか映画に関わる仕事に携わりたい!」という漠然とした目標をもっていた中、アラサー手前、異業界に飛び込むには最後のチャンスかなと思いNCWに入校しました。普段だったら自分の力では関わることができないような映画業界に携わる方の本音の部分が聞けたり、一緒に同業界を志す仲間にも出逢えました。
実際、現職に入社してから感じたのは、NCWはグループワークや講座が実務に劣らないリアルなカリキュラムだったなと思ったことです。
いい意味で苦労してグループワークをやって良かったなと感じました(笑)
正直、働きながら学校に通うのは大変でしたが、切磋琢磨できる仲間たちと喜びを分かち合ったり、意見交換ができたのは本当に貴重な体験でした。今でもNCWの仲間とは連絡を取ったり、飲みに行ったりと良い関係を築けています。
映画業界は大変なことも多いですが、それ以上に楽しく刺激的なところです!

米本桂子さんが宣伝を担当

『正体』

©2024 映画「正体」製作委員会 2024年11月29日全国公開

河野愛香(2022年修了)株式会社フラッグ デジタルプロモーション事業部 デジタルプロモーションプランナー

自分が映画業界でやっていけるかどうかを明確にイメージできた

NCWの「知識を得られる」「実践ができる」という2つの軸は唯一無二です。最短距離で学べると感じたことは、今でも大正解だったと感じています。
特に実践が良く、頭の使い方、講師陣の忖度ない評価は映画業界に入ってからとても役立ちました。そして、自分が映画業界でやっていけるかを明確にイメージできたことも大きな収穫でした。
25歳でやっと人生の覚悟を決めたとはいえ、損害保険会社から180度違う業界へ飛び込む不安は常にありました。実際同じような感覚を持つ人も多いと思います。
同じように悩んでいる方はぜひNCWで一歩踏み出して、そこから自分がどうしていくかを考えてみることも一つの手段ではないかと思っています。やってみなければ分からないことは、本当にたくさんあります。
現在はソーシャルメディアを軸とした企画とアカウント運用を主な仕事としています。人生で最も心が躍る作品や俳優に関われる仕事が今とても楽しいです。

河野愛香さんがデジタルプロモーションを担当

『レザボア・ドッグス デジタルリマスター版』ポスタービジュアル

© 1991 Dog Eat Dog Productions, Inc. All Rights Reserved.
2024年1月5日 全国公開
配給: 鈴正、フラッグ

片野慧(2019年修了)株式会社シンカ 宣伝

漠然としていた夢はNCWに通う中で具体的になった

漠然と映画に関わる仕事に就きたいと考えていた大学生時代。3年生になり「就活」ムード一色のなか、大学内の就活セミナーや授業に参加しても、しっくりきていませんでした。

そんな時、インターネットでNCWの存在を知り、映画以外考えられない!と思い切って通うことを決意しました。授業を通して、私たちが楽しく観ている映画はどのようにして届いているのか、どのような仕事があるのか、実際に映画業界で働いている方々のお話を聞き、とても新鮮で楽しかったです。

また、一つの映画作品について、宣伝方法やポスターのデザインをグループでディスカッションするので、他の受講生ともコミュニケーションをとれます。
NCWで出会った仲間とは現在も繋がっており、かけがえのない出会いとなりました。

漠然としていた夢はNCWに通う中で具体的になり、映画を届ける側として、現在の会社で働くことができています。映画業界で働きたいという方の一助になれば幸いです。

片野慧さんが宣伝を担当

『夜明けの詩』

©2019 Vol Media co. ltd., All Rights Reserved
2022年11月25日(金)全国ロードショー

佐井賀絢(2018年修了)クリーク・アンド・リバー社(派遣先:Abema TV制作局)アシスタントプロデューサー

映画業界のことを「知っている」かどうかの差はとても大きい

人生って何が起きるか分からない。当時の私と同じように、これを読んでいるあなたにも、その瞬間の始まりになれば…と思いながら書いてみます。

さて「知っている」かどうかの差はとても大きいと常々思っています。「知らない」は「選べない」ということでもあります。映像業界にどうしても入りたかった当時の私と仲間達のように。

NCWでは映像業界の大きな枠組みを知ることができます。出会いもあり、希望の仕事や苦手な仕事も見つかるでしょう。でも少しでも「知って」いれば、探すこともできます。私は結局、宣伝ではなく制作会社に就職し、転職も経験しました。これも当時、想像してなかったことです。

ぜひ、NCWで色々情報に触れてみてください。飛び込んでみて違ったら、舵を切り直せばいい。なんとだってなります。そしていつか、そんなあなたとお会いできることを楽しみにしています。

余談ですが、先月から宣伝の仕事も担当になりました。人生何が起きるか本当に分かりません…でも大丈夫、私はもう「知って」いるのですから! 学んだこと役立ってます!武藤さん!(笑)

佐井賀絢さんがアシスタントプロデューサーを担当

『ずっと独身でいるつもり?』

©2021日活
2021年11月劇場公開

赤荻浩樹(2016年修了)株式会社キャノンボール パブリシスト

同じ映画業界を目指す「仲間」と出会えたかけがえのない場所

僕がNCWに通っていたのは、就職活動をしていた大学4年生の頃でした。当時僕は、映画の宣伝職に就くことを目指し、少しでも学びになればとNCWに入りました。

授業の内容が充実していることはもちろんですが、僕にとって一番プラスとなったのは、同じ映画業界を目指す「仲間」と知り合えたことです。

大学の友人で映画業界を目指している人は少なく、それでいて映画会社の新卒採用は狭き門であり、就活中ずっと心細さがありましたが、NCWでは同じ志を持った様々な年代・キャリアの方が通っていたので、悩みや将来の不安など、相談するのがとても有意義な時間でした。

その後、僕は結局、広告代理店に就職することとなりましたが、やはりどうしても映画の仕事がしたく、転職の相談も卒業した仲間達とさせてもらい、最終的に今の映画宣伝会社に就職することができたのです。

今でも仕事をしている中で、NCWの卒業生と会うことがあります。その際は感動と感謝の気持ちで胸が熱くなります。僕にとってNCWは、そんな仲間と出会えたかけがえのない場所です。

赤荻浩樹さんが宣伝を担当

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
2022年11月25日(金)全国ロードショー
配給:バンダイナムコフィルムワークス

飛松優歩(2018年修了)株式会社エイガ・ドット・コム(映画.com)編集部 編集・執筆

未知の世界へ飛び込んだことは、人生で最も誇りに思える決断

幼い頃から本や映画が好きで、大学時代は日本文学を専攻しながら、映画評論も学びました。「映画業界に入りたい」と漠然と思いながらも、その糸口を見つけられず、新卒では全く異なる業界に就職。
ですが、ある人の「夜寝る前に考えることが、本当に自分が思っていること」という言葉で、やはり映画の世界を諦められないという思いに気付きました。

そこで、以前から気になっていたNCWに挑戦することに。NCWで、さまざまな立場で映画に関わる方のお話を聞くことで憧れが膨らみ、「映画業界で何かを書く仕事がしたい」と、夢が具体的になりました。
そして映画好きで、ともに映画業界を目指す友人ができ、社会人だった私にとっては、NCWの実習が2度目の青春のようにも感じられました。

ご縁があって就職したいまの会社では、編集、取材、インタビュー、記事執筆などの業務を担当しています。難しいことも大変なこともひっくるめて、好きなことを仕事にできた喜びをかみしめる日々。人生は決断の連続ですが、あのとき未知の世界に飛びこんだことは、人生で最も誇りに思える決断になりました。

映画業界を目指している方へ、是非NCWで最初の一歩を踏み出してみてください。

映画.comのオンライン上の映画館「シネマ映画.com」

映画祭イベント
「MOVIES-HIGH (ムビハイ)」

「MOVIES-HIGH」(ムビハイ)は、映画クリエイターコースの実習作品やOBがつくった作品をー般にお披露目する映画祭で、NCW1年の総決算イベントです。