OB/OGメッセージ

みせる映画ディストリビューターコース

映画業界で大活躍中のOB/OGからのメッセージ

現在、映画業界に就職し活躍を続けている[みせる]コースOB/OG4人から届いた、これから映画の仕事に就きたい人たちに向けての熱いメッセージです。

片野慧(2019年修了)株式会社シンカ 宣伝

漠然としていた夢はNCWに通う中で具体的になった

漠然と映画に関わる仕事に就きたいと考えていた大学生時代。3年生になり「就活」ムード一色のなか、大学内の就活セミナーや授業に参加しても、しっくりきていませんでした。

そんな時、インターネットでNCWの存在を知り、映画以外考えられない!と思い切って通うことを決意しました。授業を通して、私たちが楽しく観ている映画はどのようにして届いているのか、どのような仕事があるのか、実際に映画業界で働いている方々のお話を聞き、とても新鮮で楽しかったです。

また、一つの映画作品について、宣伝方法やポスターのデザインをグループでディスカッションするので、他の受講生ともコミュニケーションをとれます。
NCWで出会った仲間とは現在も繋がっており、かけがえのない出会いとなりました。

漠然としていた夢はNCWに通う中で具体的になり、映画を届ける側として、現在の会社で働くことができています。映画業界で働きたいという方の一助になれば幸いです。

片野慧さんが宣伝を担当

『夜明けの詩』

©2019 Vol Media co. ltd., All Rights Reserved
2022年11月25日(金)全国ロードショー

佐井賀絢(2018年修了)クリーク・アンド・リバー社(派遣先:Abema TV制作局)アシスタントプロデューサー

映画業界のことを「知っている」かどうかの差はとても大きい

人生って何が起きるか分からない。当時の私と同じように、これを読んでいるあなたにも、その瞬間の始まりになれば…と思いながら書いてみます。

さて「知っている」かどうかの差はとても大きいと常々思っています。「知らない」は「選べない」ということでもあります。映像業界にどうしても入りたかった当時の私と仲間達のように。

NCWでは映像業界の大きな枠組みを知ることができます。出会いもあり、希望の仕事や苦手な仕事も見つかるでしょう。でも少しでも「知って」いれば、探すこともできます。私は結局、宣伝ではなく制作会社に就職し、転職も経験しました。これも当時、想像してなかったことです。

ぜひ、NCWで色々情報に触れてみてください。飛び込んでみて違ったら、舵を切り直せばいい。なんとだってなります。そしていつか、そんなあなたとお会いできることを楽しみにしています。

余談ですが、先月から宣伝の仕事も担当になりました。人生何が起きるか本当に分かりません…でも大丈夫、私はもう「知って」いるのですから! 学んだこと役立ってます!武藤さん!(笑)

佐井賀絢さんがアシスタントプロデューサーを担当

『ずっと独身でいるつもり?』

©2021日活
2021年11月劇場公開

赤荻浩樹(2016年修了)株式会社キャノンボール パブリシスト

同じ映画業界を目指す「仲間」と出会えたかけがえのない場所

僕がNCWに通っていたのは、就職活動をしていた大学4年生の頃でした。当時僕は、映画の宣伝職に就くことを目指し、少しでも学びになればとNCWに入りました。

授業の内容が充実していることはもちろんですが、僕にとって一番プラスとなったのは、同じ映画業界を目指す「仲間」と知り合えたことです。

大学の友人で映画業界を目指している人は少なく、それでいて映画会社の新卒採用は狭き門であり、就活中ずっと心細さがありましたが、NCWでは同じ志を持った様々な年代・キャリアの方が通っていたので、悩みや将来の不安など、相談するのがとても有意義な時間でした。

その後、僕は結局、広告代理店に就職することとなりましたが、やはりどうしても映画の仕事がしたく、転職の相談も卒業した仲間達とさせてもらい、最終的に今の映画宣伝会社に就職することができたのです。

今でも仕事をしている中で、NCWの卒業生と会うことがあります。その際は感動と感謝の気持ちで胸が熱くなります。僕にとってNCWは、そんな仲間と出会えたかけがえのない場所です。

赤荻浩樹さんが宣伝を担当

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
2022年11月25日(金)全国ロードショー
配給:バンダイナムコフィルムワークス

飛松優歩(2018年修了)株式会社エイガ・ドット・コム(映画.com)編集部 編集・執筆

未知の世界へ飛び込んだことは、人生で最も誇りに思える決断

幼い頃から本や映画が好きで、大学時代は日本文学を専攻しながら、映画評論も学びました。「映画業界に入りたい」と漠然と思いながらも、その糸口を見つけられず、新卒では全く異なる業界に就職。
ですが、ある人の「夜寝る前に考えることが、本当に自分が思っていること」という言葉で、やはり映画の世界を諦められないという思いに気付きました。

そこで、以前から気になっていたNCWに挑戦することに。NCWで、さまざまな立場で映画に関わる方のお話を聞くことで憧れが膨らみ、「映画業界で何かを書く仕事がしたい」と、夢が具体的になりました。
そして映画好きで、ともに映画業界を目指す友人ができ、社会人だった私にとっては、NCWの実習が2度目の青春のようにも感じられました。

ご縁があって就職したいまの会社では、編集、取材、インタビュー、記事執筆などの業務を担当しています。難しいことも大変なこともひっくるめて、好きなことを仕事にできた喜びをかみしめる日々。人生は決断の連続ですが、あのとき未知の世界に飛びこんだことは、人生で最も誇りに思える決断になりました。

映画業界を目指している方へ、是非NCWで最初の一歩を踏み出してみてください。

映画.comのオンライン上の映画館「シネマ映画.com」

映画祭イベント
「MOVIES-HIGH (ムビハイ)」

「MOVIES-HIGH」(ムビハイ)は、映画クリエイターコースの実習作品やOBがつくった作品をー般にお披露目する映画祭で、NCW1年の総決算イベントです。