コース紹介
つくる映画クリエイターコースアドバンス
アドバンスの特徴
-
本格的な集団作業の現場を
体験できるアマチュアとプロでは映画のつくり方が全く違います。とりわけ映画制作は大勢のスタッフによる集団作業です。そのためには緻密な計画やコミュニケーションが必要とされます。
このコースでは、準備から撮影、仕上げまで、プロのやり方に準じた映画のつくり方を学び、実践します。本格的な集団作業による映画制作が体験できる貴重な場です。 -
一流監督の的確な
アドバイスをもらえるよい作品をつくるためには、よい指導者が欠かせません。このコースでは、現役で活躍中の映画監督が専任講師として付き、企画、脚本、準備、編集など実習の各段階で的確なアドバイスをします。
また撮影、照明や録音等でもプロのスタッフの指導を受けて作業を行います。それによって作品のクオリティは確実に上がります。 -
理想的なキャスティングで
質も高まる映画においてキャストも重要です。このコースでは、希望に応じてプロやセミプロの 俳優に出演してもらうことができます。理想的なキャスティングと本格的な集団作業 により出来上がった作品はクオリティも高いものになります。
近年は、多数の[アドバンス]実習作品が全国の映画祭で受賞するなど高い評価を受けています。
カリキュラム
- レクチャー
-
デベロップメント(企画制作)
映画はまず企画を考え、それを元にシナリオをつくります。特にシナリオは映画にとって重要です。
- 映画企画の考え方
- シナリオの考え方
プリプロダクション(撮影準備)
撮影準備ではやるべきことがたくさんあります。それらのやり方をひとつひとつ学んでいきます。
- 映画制作の流れと予算
- スタッフィング、キャスティング
- ロケハン、スケジュール作成
- 演出
撮影
本格的な映画制作では、撮影だけでなく、照明、録音なども重要になります。その技術もプロから学びます。
- 撮影と編集の考え方
- 被写体の捉え方(映画におけるカット割や画角、カメラやレンズの種類について)
- 撮影技術
- 照明技術
- 録音技術
- 模擬撮影
ポストプロダクション(仕上げ)
撮影後は、編集だけでなく、音声や画像を整えるなどさまざまな作業を経て完成にもっていきます。
- ポスプロの進め方
- カラーコレクション、カラーグレーディング
映画祭、劇場公開
映画はつくって終わりではありません。映画祭への参加や劇場公開に至るまでについても学んでいきます。
- 全国の映画祭、コンペディション
- 劇場公開(宣伝・配給)
- 実習
-
190秒短編実習
受講生全員が課題に沿った90秒の作品を監督します。
自分がつくりたい映画のエッセンスを短い時間に凝縮して表現してもらいます。2短編映画制作
[アドバンス]のメイン実習です。10人前後で一つのチームをつくり、20分程度の作品をつくります。
企画・シナリオから撮影準備、編集や上映など各段階で映画監督や脚本家、プロのスタッフからのアドバイスがあります。
本格的な集団作業による映画制作が体験でき、監督やスタッフになるための大きな糧となります。
※カリキュラムは予定です。講師の都合により内容が一部変更になる可能性があります。
レクチャー | 週1日/毎週土曜日 |
---|---|
時間 | 19:00~22:00 |
対象 | 映画監督や映画のつくり手をめざす人で、[ベーシック]を修了した人、またはある程度の映画制作経験のある人 |
定員 | 20名 |
期間 |
半年間 4月コース:4月~9月 10月コース:10月~3月 *4月コースと10月コースのカリキュラムは同じです。 |