今年の7月、埼玉県川口市で開催されていたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016で、クリエイターコースOB・藤村明世監督の初長編『見栄を張る』が、長編コンペティション部門で「SKIPシティアワード」を受賞しました。(同賞は日本作品の中で最も優れたものに贈られます)
その藤村監督から喜びのコメントが到着しました。
「自分の監督作品で、初めて賞をいただきました。とても嬉しいです。この作品は、CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)の映画企画募集で選ばれ制作がスタートしました。
話し合いを重ねながら映画を引っ張ってくれた今井プロデューサー、二人三脚で主人公、絵梨子について一緒に考えてくれた主演の久保陽香さん、そしてつまづきそうになるたび手を差し伸べてくれたスタッフ、キャスト、和歌山県の皆さん、制作の機会を与えて頂いたCO2、『見栄を張る』に関わってくださった全ての方に感謝したいです。ありがとうございました。
今後も、もっと多くの方々にこの映画を観ていただけるよう、また私自身もこの映画に終わらず次の作品に向かえるよう、この賞を糧に、自分の信じる光に向かって走り続けて行きたいと思います。」
『見栄を張る』の劇場公開等、今後の展開が楽しみです。
<藤村明世プロフィール>
2012年より映画クリエイターコース[ベーシック][アドバンス]を受講。アドバンス受講時に脚本選考で選出されて監督した実習作品『彼は月へ行った』がPFFアワード2014で入選を果たす。2015年のCO2助成作品に選出され、長編作品『見栄を張る』を初監督し、2016年の大阪アジアン映画祭で初上映、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭では日本作品の最高賞に当たるSKIPシティアワードを受賞する。