3/10(日)、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のファンタスティック・オフシアター・コンペティションの受賞作品が発表され、クリエイターコースOB・森田和樹監督の『されど青春の端くれ』が見事グランプリを獲得しました。同作品は批評家・興行関係者が選出するシネガーアワードも受賞し、2冠となりました。
審査員の白石和彌監督からも「森田監督がこれを描きたいんだという衝動が一番迫ってきた作品」と評されました。
また、同OB・太田慶監督の『桃源郷的娘』も北海道知事賞を受賞しました。
これで、同コンペにおいてNCWOB作品が4つのうち3つの賞を獲得するという快挙となりました。
森田和樹監督の受賞コメント
「病気でもう身体もダメだと思ってた時に、何かを残したくて執念で撮った映画で賞を頂くことが出来て嬉しいです。諸事情でカメラもiPhoneの所もあり決してクオリティも高いわけではないから、この衝動を評価して頂けてありがたかったです。これから制作補助のお金も入りますので、次こそ傑作をつくります」
受賞コメントを語る森田監督(右)