2023年第５回目の特別講座が8/3（木）に開催されます。
東映ビデオが手がける才能発掘プロジェクト「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」の第１回目で、309本の企画・脚本の中から見事に選ばれたのがNCWOB・中村貴一朗監督の『神回』。そして7/21（金）ついに『神回』は商業映画として劇場公開されます！

その中村監督を招いて、NCW時代から20年近い時間を経て長編商業映画にたどり着くまでの道のりをたっぷりと語っていただきます。
また今回は中村監督に加え、「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」のプロジェクトリーダーでもあるプロデューサーの佐藤現氏と、『THE FIRST SLAM DUNK』などで高い評価を受けている編集技師でこの作品の編集も手がけた瀧田隆一氏をお招きして、『神回』の企画から撮影、編集、そして劇場公開までの流れをさまざまな角度から伺っていきます。

中村監督と日本映画界を支える2人による特別講座は、映画監督をめざしたい、商業映画を撮りたい、今後の日本映画の可能性を知りたいと思っている方には大いに参考となるはずです。

リアル（来場のみ）での特別講座となります。30名定員となりますので、受講希望の方はお早めにお申し込みください。

• ■講師

  中村貴一朗 （映画監督／NCWOB）

  佐藤現 （東映ビデオ株式会社 取締役コンテンツ事業部長、「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」プロジェクトリーダー）
  『神回』『17歳は止まらない』『雑魚どもよ、大志を抱け！』『アンダードック』『百円の恋』

  瀧田隆一 （編集技師）
  『神回』『THE FIRST SLAM DUNK』『ちょっと思いだしただけ』『見えない目撃者』

• ■進行

  小川和也 （NCW映画クリエイターコース・ディレクター）

• 中村貴一朗　Nakamura Kiichiro
  （映画監督／NCWOB）

  

  1984年生まれ。2004年にニューシネマワークショップを受講。受講中に16mmの短編映画を監督。07年ソニーPCLに入社後、数多くの映像の企画演出を務める。 15年、長崎県端島(軍艦島)の世界遺産登録検討のためのプレゼンテーション映像「GUNKANJIMA-Traveler in Time-」の企画演出を担当し、国内外 のアワードを多数受賞。2021年10月、短編映画「命乞い」を監督。第1回「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」で300を超える企画・シナリオの中から選ばれ、2023年『神回』で商業映画デビューを果たす。

• 佐藤現　Sato Gen
  （東映ビデオ株式会社 取締役コンテンツ事業部長／「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」プロジェクトリーダー）

  

  1971年生まれ。大阪府出身。立命館大学卒。1994年に東映ビデオに入社し、劇場映画やテレビ、ビデオ作品の製作に携わる。主なプロデュース作品に『おろち』(08)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』(11)、『ふがいない僕は空を見た』(12)、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(13)、『花宵道中』(14)、『百円の恋』(14)、『14の夜』(16)、『ビジランテ』(17)、『犬猿』(18)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)、『アンダードッグ』(20) 、『愛なのに』(22)、『猫は逃げた』(22)、『花腐し』(23冬 公開）など。『百円の恋』において第34回藤本賞奨励賞、2016年エランドール賞プロデューサー奨励賞を受賞。

  

• 瀧田隆一　Takita Ryuichi
  （編集技師）

  

  1983年生まれ。日本映画学校（現・日本映画大学）卒業。映画・ドラマ・CM・MVなど幅広いジャンルの編集に携わる。株式会社KASSEN所属。主な編集作品に『映画 鈴木先生』（13）、『リトル・フォレスト 夏 / 秋』（14）、『リトル・フォレスト 冬 / 春』（15）、『orange』（15）、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』（17）、『羊と鋼の森』（18）、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』（19）、『見えない目撃者』（19）、『くれなずめ』（21）、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』（21）、『ちょっと思い出しただけ』（22）、『THE FIRST SLAM DUNK』（22）など。中村貴一朗監督とは自主映画時代からの仲で、短編「GUNKANJIMA -Traveler in Time-」などに参加している。