和歌山県田辺市で開催されていた田辺弁慶映画祭2010コンペティションで
クリエイターコースOB・加藤行宏監督の「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす
女」が特別審査員賞と映検審査員賞をダブル受賞しました。
加藤監督は、前作「機械人間、11号。」が札幌国際短編映画祭で最優秀国内
作品賞受賞するなど個性的な作品を作ってきました。今回はパワフルな
主人公の女性がネットドラマの制作過程でトラブルを巻き起こすストーリーで、
制作に携わる人間にとって共感が得られる作品でした。
また、今泉力哉監督の「たまの映画」(12/25よりテアトル新宿にて公開)が市民
審査員賞を受賞しました。テレビ番組「イカ天」で大ブレイクした伝説のバンド
「たま」の今を追った長編ドキュメンタリーで、今泉監督らしい視点で「たま」の
メンバーをとらえています。
加藤監督と今泉監督はクリエイターコースの同期生で、過去にも2人で
映画祭の賞を分け合ったことがあります。よきライバルとして、今後の活躍を
期待したいです。
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