
ニューシネマワークショップ(NCW) 映画クリエイターコース卒業生、中川駿さんが監督・脚本を務める映画『か「」く「」し「」ご「」と「』が5月30日(金)全国公開となります。
『君の膵臓をたべたい』の住野よるさんによる青春小説『か「」く「」し「」ご「」と「』を映画化した本作は、中川監督にとって『カランコエの花』(16)、初の長編監督作『少女は卒業しない』(23)に続く青春映画です。
公開に向け、中川監督よりNCWへ特別にコメントをいただきました。
【中川駿監督コメント】
他人の心の中を知ることはできないから、こんなふうにネガティブなことや嫌な感情を抱いてしまうのは自分だけなんじゃないかと思い悩む、10代の繊細な心情を描いた作品です。
他人と自分を比べて不安を感じ、自分に自信を持てないでいる若い世代の人たちに是非観に来ていただきたいと思っています。
5月29日(木)には、公開日に先駆けて[前夜祭]舞台挨拶が丸の内ピカデリーにて行われ、中川監督と出演者の皆様が登壇されます。
詳細は映画公式サイトをご覧ください。
■『か「」く「」し「」ご「」と「』
出演:奥平大兼 出口夏希 佐野晶哉(Aぇ! group) 菊池日菜子 早瀬憩
監督・脚本:中川駿
ストーリー:
「自分なんて」と引け目を感じている高校生・大塚京(奥平大兼)は、ヒロインじゃなくてヒーローになりたいクラスの人気者、三木直子・通称ミッキー(出口夏希)が気になって仕方がない。予測不能な言動でマイペースな黒田・通称パラ(菊池日菜子)と一緒に、明るく楽しそうにしている彼女を、いつも遠くから見つめるだけ。
そんな三木の幼馴染で京の親友の、高崎博文・通称ヅカ(佐野晶哉)を通して、卒業するその日まで“友達の友達”として一緒にいるはずだった
ある日、内気な性格の宮里・通称エル(早瀬憩)が、学校に来なくなったことをきっかけに、5人の想いが動き出す。