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【イベントレポート】NCW特別講座 『口に関するアンケート』『だぁれかさんとアソぼ?』公開記念!〜ホラー映画界の巨匠、清水崇監督の創作の秘密〜を開催いたしました!

2026年7月に『口に関するアンケート』『だぁれかさんとアソぼ?』の2作を立て続けに劇場公開するなど、驚異的なバイタリティで第一線を走り続ける清水崇監督。今回の講座では、Vシネマや短編からチャンスを掴み商業映画監督として躍進したキャリアの軌跡から、観客の心理を揺さぶる清水流「恐怖の演出術」、そして話題の最新作2本の制作の裏側まで、熱く語っていただきました📝

🎥 自身が怖がりだからこそ生み出せる恐怖と「映画のお土産」

『E.T.』との出会いと怖がりの強み
10歳の時に『E.T.』を観て感動し、スピルバーグ監督の存在を知ったことで「映画を作る大人」を意識したという清水監督。幼少期は意外にも怖がりだったため、自身の繊細な恐怖体験を客観的に分析した視点こそが、『呪怨』をはじめとするリアルな恐怖演出の源泉となっています。特に「幽霊は壁をすり抜けるのに、布団をかぶったところで何の意味があるのか」とリアルに捉えて深みにハマっていたというエピソードには、会場から大きな共感と笑いが起こりました。

日常を侵食する「映画のお土産」
単に観て「面白かった」で終わるのではなく、観終わった後も感情や記憶が残る「お土産」があることの大切さを語る清水監督。恋愛映画や音楽と同じように、作品が観客自身の感情や日常へ浸食していくことが重要だと明かしました。帰宅後に一人で風呂やトイレに入った瞬間にふと思い出してしまう——そんなホラーならではの「お土産」を手渡すためにも、誰もが共感しやすい日常的な空間・出来事を映画の入り口として意識されているとのことです。

📢 新作短編映画の舞台裏「原作とオリジナルのアプローチ」

『口に関するアンケート』:原作の枠を超えた映像化と現場でのセッション
背筋氏による短編小説の映画化。原作者からの信頼のもと、映画オリジナルのキャラクターを追加したほか、ホラー初挑戦の脚本家と口頭で情景を伝え合いながらシナリオを構築。さらに撮影現場では、ロケ地での事前リハーサルやキャストとの丁寧な対話を重ねるなど、現場での密なセッションによって文章ならではの仕掛けをリアリティ溢れる映像へ再構成したプロセスが語られました。

『だぁれかさんとアソぼ?』:絶妙なリアリティを生むノスタルジックな「枷」
完全オリジナルとなる本作は、誰もが一度は聞いたことのある13段目の階段というおなじみの怪談に、若い世代にとっては探せば手に入る絶妙な距離感のカセットテープを組み合わせ、枷として設定。「13段目で嫌いな人の名前を録音する」という少しのハードルを設けることで、怪談や都市伝説らしい不気味さとリアリティを引き出す演出の狙いを明かしてくださいました。

🤝 最後に…「周りの言葉ではなく、自分の意思で自分の人生を歩むこと」

質疑応答では参加者一人ひとりに誠実に向き合い、映画業界を目指すクリエイターへ向けて力強いメッセージが贈られました。

「好きなものや好きな自分には、なるべく素直で正直にいてほしい。周りから何か言われても他人の言葉に流されず、自分の意志で自分の人生を歩んでいってほしい」

どこまでも観客を楽しませることに情熱を注ぐ清水崇監督。クリエイターを目指す受講生たちにとって、大きな刺激とヒントに満ちた濃厚な時間となりました。清水監督、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

🎬 作品情報

映画『口に関するアンケート』公式サイト(配給:松竹)

映画『だぁれかさんとアソぼ?』公式サイト(配給:松竹)

🎬最新作情報

9月18日(金)には清水崇監督が手掛ける話題のミステリー大作『八つ墓村』の公開も控えています。怒涛の勢いで作品を生み出し続ける監督の今後の展開にも、ぜひご注目ください!

映画『八つ墓村』公式サイト(配給:松竹)